タイで資格をとるぞ!|シラチャ編8

今回、八木の心境を代弁してくれるのはリスザルさん達です!
(まあ、大船に乗ったつもりで任せてくれよ!)

セミナー会場は、僕達が通っているタイ語学校からすぐ近くにある立派な高層ホテルの中だった。玄関には噴水があり、ときおり高級車が行き来している。ロビーを抜けてエレベーターに乗り、セミナー会場がある階までたどり着いた。

ここで一度、担当者に電話連絡をする事になっている。

僕は少し緊張していた…

旅行・観光関係の資格を取るのにどれだけの学習が必要なのだろう…

自分でも理解できる内容だろうか…
(八木の心境を代弁するリスザル①)

嫁さんが電話をかけると、奥から案内役のかなり背の高い男性が愛想よく出てきた。会場となる部屋に入ると中はガラーンとしている。

まだ誰も来ていないようだ。

やはり、少し早かったか…

フッ、いつもの事さ~
(八木の心境を代弁するリスザル②)

僕は割と待ち合わせ時間や予約時間に早めに行くタイプなのだ。

サラリーマンだった頃の僕は、本社で会議があると近くの喫茶店に詰めて待機し、散髪屋などの予約時間に早く着いた時は駐車場で時間を調整するなどしていた。

特に理由は無いのだが、何故かそうしないと気が済まなかったのだ。

今回も例にもれず15分ほど早くついてしまった。僕達は席に着き筆記用具を出して準備を始めた。

すると、案内してくれた男性が突然話し出した。

それでは、日本語教師養成無料セミナーを始めます。

…⁉

ふぇっ、なんのこと⁉
(八木の心境を代弁するリスザル③)

不思議そうにしている僕達を察したのだろう。

今日はお二人だけなので、時間が早いですが始めさせて頂きます。

と続けた。

えっ、二人だけ!

そして、講師の先生だったの

僕達はそう思った。

それならそうと言ってよ!
(八木の心境を代弁するリスザル④)

それと…

観光関係の資格の説明会じゃなかったの⁉

とも思った。

むしろ、こっちの方が重要だ!

あっぶねぇ~、驚きすぎて大事なことを見失ってたよ!
(八木の心境を代弁するリスザル⑤)

僕は再度確認の意味を込めて質問してみた。

あの~、今日は旅行関係の説明会ではなかったんですか?

すると

いやっ、日本語教師養成についての説明会ですよ…

と相手も今の状況が掴めていない雰囲気になってしまった。

どっ、どうしよう‼

これが、この時の正直な気持ちだった…

なんか場違いな感じじゃない…
(八木の心境を代弁するリスザル⑥)

しかし、よくよく話を聞いてみると、本人が取得していた旅行・観光関係の資格をホームページにプロフィールとして羅列しておいただけであって、それを見た僕が勝手にはやとちりをして、都合のいいように解釈していただけっだった事が分かった。

しかし、困ったな…

セミナーの内容が思っていたものと違う…

すると、状況を飲み込んだのか講師の先生が

これも何かの縁ですし…、せっかくなので話だけでも聴いていきませんか?

と僕達にうながした。

日本語教師にはほとんど興味がなかったが、なんとなく海外との繋がりを感じたので講義だけは聴いていくことにした。

というより帰れないでしょ!

セミナーが始まると先生の雰囲気が一変した。

さっきまでの会場の受付担当者のような感じはなく、いきいきと楽しそうに話しをしている。

日本語教師の必要性や日本語が持つ特徴、日本語を学んでいる生徒さんの実情や授業中のエピソードなどなかなか面白い内容であった。

なんだか少し興味がわいてきたので質問してみることにした。

ところで、実際に授業をする時には、どうやって教えるのですか?

恐らく英語を使うのだろうが、そもそも言語学習が苦手な僕にとっては一番気になるところだ。

すると、意外な答えが返ってきた…

ぽか~ん…
(八木の心境を代弁するリスザル⑦)

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